たまひよ
イラスト/コナガイ香

自分たちなりに妊活をしてみたけれど、なかなか赤ちゃんを授からない。
もしかして不妊? まずは不妊治療の基本的な流れを知ることから始めましょう。

今回は「女性が受ける検査・男性が受ける検査」について、田口早桐先生にお聞きしました。


「不妊治療 2人のスタートガイド」 Vol.3
※この記事は、「妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニックガイド 2026-2027」からの抜粋です。


不妊の原因を知るための検査


不妊治療のスタートは、まず検査を行うことから。女性が受ける検査と男性が受ける検査があり、女性の場合は生理周期に合わせて数回に分けて検査をします。
原因がわかり次第、すぐに治療に取り組みます。


女性が受ける検査


女性が受ける検査は、数カ月かかることもあります。


◎基本の検査


●血液・ホルモン検査
血液を採取して、ホルモンが正常に分泌されているかを調べます。尿検査で調べることもあり、通常は低温期と高温期に1回ずつ行います。ホルモンの分泌状態により、卵巣の問題や排卵障害の原因を探ります。

●クラミジア検査
クラミジア感染症は、必ずしも自覚症状があるわけではなく、子宮内膜や卵管に炎症や癒着などを引き起こし、不妊の原因になる場合も。どのタイミングでも検査は可能。パートナーと一緒に受診し、抗生物質で治療します。

●超音波検査
卵胞期・排卵期・黄体期に行います。プローブという器具を腹部や腟内にあて、超音波で子宮筋腫、卵巣腫瘍、卵胞の発育、排卵の有無、子宮内膜の厚さなどを調べます。排卵時期の予測や、着床障害の原因もわかります。

●子宮卵管造影検査
受精卵や精子の通り道である卵管が詰まっていないか、原則、低温期に調べる検査。腟内から細い管で造影剤(ヨード)を入れ、レントゲンで子宮の形や卵管閉塞などを調べる。X線被ばくやヨードアレルギーなど、多少デメリットも。

●AMH検査
卵巣年齢検査。採血をして、AMH(抗ミュラー管ホルモン)の状態を調べ、卵巣内に卵子がどれぐらい残っているか調べます。ただし卵子の数と卵子の質は関連性がないため、AMH値が非常に低くても妊娠する可能性があります。

●フーナーテスト
排卵期に医師が指示するタイミングで性交をし、所定時間以内に病院で腟内粘液と頸管粘液を採取、精子の数や運動状態を調べます。時間指定での性交は、とくに男性側に精神的ストレスがかかるので、検査を行わない医師もいます。


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