
自分たちなりに妊活をしてみたけれど、なかなか赤ちゃんを授からない。
もしかして不妊? まずは不妊治療の基本的な流れを知ることから始めましょう。
医療機関や治療開始年齢、不妊の原因によっても治療方法は異なりますが、基本的な不妊治療の流れについて、田口早桐先生にお聞きしました。
今回は「最初の受診前に知りたいQ&A」をご紹介します。
「不妊治療 2人のスタートガイド」 Vol.1
※この記事は、「妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニックガイド 2026-2027」からの抜粋です。
不妊治療を進めるためには、夫婦の意志が何よりも大切です
"不妊"は、治療をしないと健康を損なうような病気ではありません。むしろ"出産"のほうに自分の命と引きかえになるリスクがあるほどです。
ですが不妊治療は、通院などの時間的なことや、精神的なストレス、費用面の負担があります。「どうしても子どもが欲しい」と、ある程度、夫婦の強い意志がないと続かない面はあるでしょう。
とはいえ、実は不妊治療の方法はすごくシンプル。タイミング法、人工授精、体外受精の3つです。妊活アプリや排卵日検査薬などもあるので、タイミング法など自分たちでできることを試したあとに医療機関を受診する方法もあります。
年齢は若ければ若いほど妊娠率が高くなります。さらに、2022年から人工授精や体外受精といった不妊治療が保険適用となったこともあり、年齢や回数の制限はありますが、費用面でのハードルが下がりました。
最近では、年齢が高い人の場合は、原因を調べる検査を飛ばして、いきなり人工授精や体外受精から不妊治療をするケースも増えています。
また、自費診療になりますが「卵子凍結」をする人も増えています。20代の卵子の場合、40代で移植しても、移植あたりの妊娠率は20代と一緒です。(ただしその他のリスクもあります)。
「不妊治療をするのは抵抗がある」と思う患者さんも、なかにはいるようですが、悩んだり、恥ずかしがる必要はありません。
前向きに妊活をしましょう!