
ファッションモデルとして活躍する一方、9才年上のパートナーと結婚し、30才という節目の年に妊娠を発表した貴島明日香さん。妊娠がわかった日のことや体の変化に戸惑いを感じた日々について、妊娠6カ月のときに話を聞きました。貴島明日香さんは26年10月発売の「たまごクラブ秋号」に登場しています。
全2回のインタビューの前編です。
最初に妊娠を伝えた相手は飼っている3匹のネコ!?パートナーには胎嚢が見えてから報告

——赤ちゃんが欲しいと思ったのは、いつごろからですか?
明日香さん(以下敬称略) 5人きょうだいの長女として育ったこともあり、昔からごく自然に、自分も妊娠・出産を経験してママになるものだと思っていました。夫とも、結婚前から「いつか子どもが欲しいね」という話はしていたのですが、結婚したばかりのころは、もう少し夫婦だけの時間を楽しみたいという気持ちもありました。ただ、いざ赤ちゃんが欲しいと思ったときのために準備だけはしておいたほうがいいかもしれないと思い、私から夫に「ブライダルチェックを受けてみない?」と提案しました。
というのも、20代が終わりに近づいたころ、私のまわりの仕事仲間や友人たちが、ブライダルチェックを受けたり、未婚でも卵子凍結を選択したりしている姿を見て、妊娠することは簡単なことではないと知ったんです。私の場合、母が子どもを5人産んでるから大丈夫だろうと勝手に思い込んでいましたが、そうではないんだなとハッとして。みんなが将来のことをしっかり考えていることに驚いたし、それをきっかけに、自分でも妊娠を意識するようになりました。
——ブライダルチェックを提案したときのパートナーの反応は?
明日香 夫は快く了承してくれましたが、それでもやはり不安はあったようで、「(何かあっても)嫌いにならないよね?」と確認されました(笑)。もちろん嫌いになったりしないし、もし妊娠が難しいという結果が出ても、それはそれで受け入れようという話をしました。
体調はアプリで5年ほど管理していたのですが、とくに生理不順などもなかったので、検査の結果を受けてタイミング法で妊活を始めました。妊活中は、自分なりにできることとしてレッグウォーマーをはいたり、白湯を飲んだり、とにかく体を冷やさないことを徹底しました。
妊娠がわかったのは、それからしばらくたってからのことです。自宅で妊娠検査薬を使ったのですが、最初は何も見えなかったので「今回もダメか…」と思っていたら、徐々に薄い線が! もしかして…と急いで検査薬を買いたしに行って。そこから2日間くらい、日を追うごとに線が濃くなっていったので、病院を予約しました。
——妊娠がわかったときの気持ちを教えてください。
明日香 すごくうれしかったけれど、一方でちゃんと育つかな…という不安も大きかったです。妊活中にSNSでネガティブな情報をたくさん見ていたので、妊娠検査薬の結果だけでは決して安心できないと思ったし、1週間後に病院を受診したときもまだ胎嚢が見えない週数だったので、あえて夫には言わず、飼っている3匹のネコにだけ報告しました(笑)。もちろん夫にも言いたかったし、それまで毎日のように飲んでいたお酒を急にやめたので、もしかしたら気づくかもしれないとそわそわしましたが、結局気づかれず! その一週間後の検査で胎嚢が見えたので、そこで初めて夫に報告しました。
病院でもらったエコーと“パパになるよ”というメッセージを箱に入れて渡したら、夫は驚きと喜びが入り交じった表情で「ありがとう!」と言ってくれて、私も幸せな気持ちがこみ上げてきました。