
今月のテーマは「子どもの可能性を育てる習慣」についてです。
「たまひよ」アプリユーザーの経験談を聞くとともに、3児の母であり、脳科学が専門の認知科学者、細田千尋さんにアドバイスをいただきました。
スキンシップや声かけのほか、子どもの意思を尊重したり五感を大切に
最初にみんなの声からご紹介します。
Q:普段からお子さんの発育・発達のために意識的にしていることはありますか?また、どんな習慣がいいのか聞きたいことはありますか?
「なるべくたくさん話しかけるようにしています」(すー)
「安心感を与えるために、ハグをしています。これも発育や発達にどのような影響を与えているのか知りたい」(ミルクティ)
「スキンシップとポジティブな声かけを心がけています。怒ってしまったときには、落ち着いてからどうしてお母さんが怒ったのか(何が危なかったのか、嫌だと思ったのか)と、次に同じ状況のときにはどうしてほしいかを伝えています」(こずこ)
「手足の刺激が大事と聞いて、赤ちゃんの時から寝るときに手足のマッサージをしたり、室内はできるだけ裸足で過ごさせたりしています。言葉で説明する力をつけるにはどんな習慣が有効かを知りたいです!」(ゆか)
「毎日、絵本を読んでいます」(あい)
「絵本の読み聞かせは本当に子どもの発達によいのか?が知りたいです」(まどかちゃん)
「脳によいとのことで、ピアノを習っていますが、本当かどうか知りたい…」(ぽんし)
「音楽をかけっぱなしにしても大丈夫か心配です」(たまひよ)
「1歳10カ月の娘です。とにかく会話をしています。子どもが何かしていることに対して、『~~だね』ではなく、『なにしてるの?』『~~してどうなった?』などと聞いてみると、予想外の回答から子どもの想像力の豊かさに驚かされますし、娘の中で行動や気持ち、状況を言語化する練習になればいいなと思っています。その際に極力、娘がした話を正しい文章のつくりに直して繰り返すと、文章の構成能力がみるみる上がっているなと肌で感じています」(みき)
「好きなおもちゃで遊ぶ。目の輝きや集中力がすごい。このようなとき、脳では何が起きているのかしら?」(まあ)
「脳の発達によい新生児のときの遊び方、触れ合い方が知りたい!(どう遊んであげたらいいのか分からないので…)」(わらび)
「絵本を読む。散歩のときに周りの気候や景色などを実況する。子どもの機嫌に合わせて『うれしいね』『悲しいね』など感情を言葉で表現(共感?)する」(ぽんぽこ)
「まだ1歳なので、心が安心で満たされるように気をつけています。抱っこしたり、一緒に遊んだり、できるだけ声をかけたり。0歳や1歳からできる脳にいい習慣はあるのでしょうか?」(ぽちょん)
「目を見てたくさん話しかける。足や手をよく触る。絵本を読み聞かせることをしています」(おいも)
「何でも本人がやりたがったら危なくない範囲でやらせてみています。みかんの皮むきや、食料品の片付け、お化粧のマネなど。脳の発達に指先の細かい作業がよいと聞いて、みかんが大好物の娘にぴったり!と思って、みかんの皮むきを自分でやらせてみましたが、他にどんなことがいいんでしょうか?」(まんじゅう)
「五感を刺激するような体験を意識したいが、具体的にはどのような活動がよいのか。また、そのときの大人の話しかけ方や対応、反応の仕方なども知りたい」(きなこんぐ)
みなさん、いろいろと考えてお子さんと接していることがうかがえますね。半面、これで本当にいいのかという声も見受けられました。そこで脳科学者であり、子どもと親の支援にも取り組んでいる細田千尋先生に脳科学的にも立証されている子どもへの関わり方について、お話をお聞きしました。