たまひよ

3月21日は国連が制定した「世界ダウン症の日」。ダウン症候群(以下ダウン症)の多くは、21番目の染色体が3本あることにちなんでに制定されました。ダウン症への理解を深めるための国際的な啓発デーです。
13歳、11歳、9歳の男の子と、5歳の女の子の4人の子どもがいる荻田七緒子さん(44歳)は、末っ子のmiyabi(みやび)ちゃんがダウン症です。miyabiちゃんは生まれた後の検査でがダウン症とわかりました。妊娠や出産、miyabiちゃんの成長について、七緒子さんに聞きました。
全2回のインタビューの前編です。


妊婦健診で「少し足が短いけれど大丈夫」と言われていた…



miyabiちゃんが生まれたのは、2020年8月。七緒子さんの妊娠中の経過は順調でしたが、妊娠36週の妊婦健診で、医師から少し気になることを言われました。

――妊婦健診で、どのようなことを言われたのでしょうか?

七緒子さん(以下敬省略) 三男と同じ自宅近くの産婦人科クリニックで、妊婦健診を受けていたのですが、とくに問題はありませんでした。
しかし妊娠36週に入って妊婦健診を受けたところ、医師がエコー検査をしながら「少し足が短いけれど、心臓も問題ないし・・・。大丈夫でしょう」と言うんです。上の子たちは、そうしたことを言われたことがなかったので、気になって「妊婦健診 足が短い」などでインターネット検索をしたところ、ダウン症の疑いがあると書かれているものがあって・・・。
「えっ!?」と思ったのですが、上の子たちの出産は問題がなかったし、大丈夫だろうと思いました。

――出産の様子を教えてください。

七緒子 妊婦健診を受けていた、産婦人科クリニックで出産しました。三男を産んだクリニックだったので安心感がありました。

三男は陣痛が来て40分ぐらいで生まれたので、私に陣痛が来たとき「早く産院に行かないと!」と、すぐに産院に向かいましたが、miyabiはなかなか生まれなくて。夜9時30分に陣痛室に入ったものの、お産が進まず生まれたのは夜中の2時でした。
miyabiは羊水を飲んでしまったために、顔色も悪くて・・・。羊水を吸引してもらい、やっと産声が聞こえました。出生体重2622g、身長46cmでした。


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