たまひよ
イラスト/コナガイ香


自分たちなりに妊活をしてみたけれど、なかなか赤ちゃんを授からない。
もしかして不妊? まずは不妊治療の基本的な流れを知ることから始めましょう。

今回は「体外受精による受精卵の成長」と「体外受精後のリスク&Topics」について、田口早桐先生にお聞きしました。


不妊治療 2人のスタートガイド #6
※参考:「妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニックガイド 2025-2026」


体外受精による受精卵の成長



体外受精を経て受精確認、そのあとの受精卵が胚として成長していく様子を紹介します


正常な受精卵(胚といいます)は、卵子と精子由来の前核と呼ばれる遺伝子情報を持つ部分が2つ確認できます。採卵の翌日に確認でき、この胚は2PN胚と呼ばれます。

体外受精や顕微授精を行い、受精が成功すると受精卵(胚)となり、その後も細胞分裂を繰り返して成長していきます。1週間程度、培養したものを、子宮内に戻します。

写真のように、順調に育つのは、約40~50%で、胚を凍結する際には、3~5日目の間に行います。


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