
圧倒的な歌唱力と広い音域で人々を魅了する、歌手のMISIAさん。次々とヒット曲を送り出すだけでなく社会貢献や国際活動にも力を入れていることで知られています。
アフリカへの支援も長年にわたって続けていて、2025年夏、2冊目の絵本を執筆しました。前作の絵本から6年が経って、「もっともっと小さいころからアフリカに触れてほしい」というMISIAさんの思いがあり、前作よりより低年齢に向けたストーリーなっています。たまひよONLINEでは、MISIAさんに絵本に込めた思いについて聞きました。
全2回取材の前編です。
ライオンの子どものレオナとエレナの双子が、さまざまなことを経験していく物語

――今回、6年ぶりの絵本の出版だそう。絵本を作ることを決めたきっかけや理由を教えてください。
MISIAさん(以下敬称略) 前作の『ハートのレオナ』は、アフリカのことや世界のことを知るきっかけになればと思い、実際に私が経験したことや出会ったこと、学んだことをもとに制作しました。ライオンの女の子レオナが旅の中でさまざまなことに出会い、いろんなことに気づいていく物語なのですが、うれしいことにこの出版から6年の間、いろいろな方に絵本を読んだと言っていただきました。ただ前作は小学校高学年以上くらいの子どもたち向けの作品だったので、もう少し小さな子どもたち(小学校低学年やさらに低年齢層の子どもたち)でも読みやすいような絵本を作ろうということになりました。
――企画が決まってから出版までどのくらいの時間がかかったのでしょうか?
MISIA 実は前回の絵本を出したときから、今回のような小さな子どもたち向けの絵本は作りたいとは思っていたので、いろいろと試してはいたのですが・・・。実際に、具体的に今回の絵本につながる動きは、1年ほど前から始まりました。
知識は意識につながり、意識は行動につながります。絵本を通してアフリカや広い世界のことについて知ってもらうことが、未来を担う子どもたちが何か行動を起こすきっかけになればと思い、小さな子どものころから手に取れるようなものにしました。