
こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、たまここさんの出産体験談をお届けします。
出産レポート
出産予定日:2024/12/20
娩出日時:2024/12/28 19:14
妊娠期間:41週1日
分娩所要時間:約4時間30分
性別:女 数:単胎
体重:2812g
身長:49.5cm
出血量250ml
会陰切開有り
母体年齢:28歳
12月28日 3時19分
数ヶ月ぶりに夫と同じ布団で就寝後、腹部痛による目覚め。
前日に牛乳700mlによるものかと思うものの、排便なし。
7分16秒後再度痛むが排便なし。
陣痛の可能性と下痢の可能性の二つがあり、こたつで腹部を温める。
その後10分、20分間隔とまちまちだが痛む為、陣痛と確信する。
陣痛の持続時間は1分前後。場合によっては睡眠取れなくなると感じ陣痛の合間に睡眠をとる。
元々バルーンの為に入院予定日ということもあり、感覚が短くならない限り連絡しなくてもいいかと産婦人科に連絡せず。(陣痛と確信しているが違うかもしれないとも思っていた)
12月28日 6時
起床。入院中夫が洗濯をするとは思えず通常の家事を行う。
12月28日 13時
間も無く家を出なければならないというのに夫がいつまでも起きず、痛みも辛いため泣き出す。
夫「14時だからまだ時間大丈夫でしょ」
私「もういい、歩いていく(歩いて1時間)」
その後、夫が平謝りし送ってもらう。
12月28日 14時
産婦人科に到着。間隔はまちまちだが陣痛きてるかもしれないと受付に伝えると、即座に入院着に着替えさせられ、産褥パットを付けさせられる。
NST30分。看護師さんと「痛い気がするが気のせいかもしれない」と伝える。
12月28日 14時30分
内診へ。エコーを撮り、相変わらず小さいと言われる。
子宮口、子宮頸管を見てもらうと4cm開いている為バルーンは中止と宣言される。その後、初めての子宮口グリグリというものを経験し立てなくなる。
終始看護師さんに「すみません、立てなくて、すみません」と謝り続ける。
その後痛みが増す。
常勤の先生ではなかった為不安が強かったが、「ペラペラだし凄くいい感じだから今日中に生まれるかもしれないね」と言われる。(ペラペラの意味はよくわからなかった)
その後陣痛室でNSTをずっと付けられる。
12月28日 16時
看護師さんに、「そろそろ休憩で一度部屋に戻れるから、そこで旦那さんと連絡をとってね」と言われる。(陣痛室は携帯を持ち込めない)
食事は取れそうか聞かれ、8時ごろに食事を摂って以来何も摂ってなかった私は「取れます」と答える。しかし痛みは既に相当強い。時折気絶しつつ痛みに耐える。
トイレに行くが産褥パットに少量の血液と多量の粘液栓がつく。陣痛でなかなか出られなくなる。
足湯を施されるが既に座っているのがキツい状態になる。
看護師さんに内診され、「破水しているっぽい?」と言われ抗生剤を渡され飲む。
点滴をされる。(導入用と言われた)
12月28日 17時
痛みが非常に強くなってくる。
看護師さんが交代される。
腰をさすられるが、正直触らないで欲しいと思いながら、けど暴言は吐きたくないと耐える。
「中々降りてこない」と言われ、「痛くなったらいきんでると降りてくるから、痛くなったらうんちするみたいにいきんでね」と言われる。
遠くで看護師さんが「声がまだ全然出てないから」と言ってるのが聞こえ、声が出るようになったら何か変わるのかと思い声を出してみる。
そしたら「声が出てきたしやっぱり今日中に生まれそうだね」と言われる。
その後声を我慢することができなくなる。
叫ぶと「叫ばないよー」と言われる。
12月28日 18時
おなか減ったと思いながら痛みに耐える。
歩けなくなる前に分娩室に移動と言われ、移動する。
分娩台に上がるともう産まれるのかと実感する。2度と産むものかとも思う。
いきみ方がよくわからず「うんちするみたいに」と言われ、想像する。
12月28日 18時55分
看護師さんの「破水は55分だね」という会話で破水したと知る。
「先生呼んで」とも言われ、タクシーで先生が来ると知る。
いきみ方がわかってくると看護師さんに「いきんで、吐いて、吸って、いきんで」と繰り返される。
2回まではいきめるが、3回目まで行けずにいる。
「3回いけたら生まれるよ」と言われ覚悟を決める。
3回目いきんだところで「切ったら出るね」と言われふざけんなと内心思う。3回いきんだら生まれるって言ってたじゃないか。
特大の一本グソがいいところで止まったような感覚に地獄を見る。
その後すぐ院長先生が来て会陰を切ってくれる。それと同時に出てくる感覚がし、顔が出るや否や泣き声が聞こえ安心する。
12月28日 19時14分
出産する。
大きな泣き声に良かったと連呼する。
胸元に置かれ、夫そっくりな顔に笑ってしまう。
おなか減ったとも言うと、看護師さんが「後で部屋にご飯を持ってきてくれる」と言ってくれる。
30分程縫われ、腰が痛いと感じる。
「子が元気で健康だわ」とも言われ、安堵する。
縫合前に「麻酔しますよね?」と確認する。するから大丈夫と笑われる。
刺されていた点滴に何か入れられる。
その後、分娩室に看護師さんが携帯を持ってきてくれて、夫から電話が入っていたことに気づく。
生まれたとLINEを入れると、看護師さんが電話かけていいですよと言ってくれた為連絡。すぐに繋がるが夫は仕事中だ。
3分ほど電話。体感では30分程電話した気分だった。
LINEに「大丈夫?」と入っていたことから相当心配していたようだった。
12月28日 22時
部屋に戻る。
その際車椅子を持ってきてもらうが、分娩台から降りる瞬間がピークで、立ってみると歩けそうだとは思えたが、生まれたての子鹿のようだった為一応座ってみる。
座ったことを後悔するくらい痛みを感じる。
歩いて部屋まで行けば良かったと思いながら部屋へ。痛み止めをもらい食事を摂る。
12月29日 0時
軽く睡眠をとり、排尿の為起こされる。
無事に出た為点滴を外される。
他
初産にしては落ち着いていたことと、安産なことに驚かれた。
私にとって陣痛は想定内の痛みであった。数日前の頭痛の方が恐ろしく、いきんでる最中切れたらどうしようという不安も少しあった。
インフルエンザ対策で誰にも面会できないことから1日目から帰りたいと夫に嘆いていた。
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●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2025年1月の情報で、現在と異なる場合があります。