
こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、chimuさんの出産体験談をお届けします。
【出産レポ】
初産/男の子/2900g/自然分娩→緊急帝王切開
元々切迫で内服し、自宅安静をしてました。
頚管長はあったのですが、子宮口が開いており、切迫の診断でした。
待ちに待った正期産期。
37週以降、前駆陣痛を感じ始める。
夜中にいつも前駆陣痛に焦らされ、眠れない日々。朝方になると陣痛は消えている。
予定日も何事もなく超過。
40w2d(12/28)
夫の仕事がこの日まであり、前日からかなりの痛みは来ていたが、「まだ待っていてね」とおなかのベビに伝える。
28日の夜、最後の晩餐かなと夫とステーキを食べに行く。「絶対今日の夜来るよ陣痛。」と言いながら帰宅し、シャワーを浴びて寝る。前駆陣痛はきているものの、間隔はまばら。
40w3d(12/29)
おそらくAM4時頃から痛みが強くなりはじまる。
ただ睡魔に襲われ間隔は測れず、多分10分きってたかなくらい。
5時になり、間隔を測りはじめる。7~5分くらいできていたが、これまた睡魔にまけ、間欠期には眠っている。
8時頃、いよいよ病院へ電話。この時も間隔は5~6分くらい。入院の準備して来てくださいとのことで病院へ夫と向かう。立ち会い希望だったため、ここからずっとついててもらう。
9時前くらいに病院へ到着。
早速NSTにてモニタリング。3~4分間隔で陣痛あり。呼吸法実施にて陣痛しのぐ。ただこの時の痛みはまだ耐えられるくらい。
いい陣痛来てるし、夕方くらいには生まれるかなとのことで入院に。ただこの時まだ赤ちゃんは降りてきておらず、子宮口にも届かない距離。何故だろうと不思議だった。
朝食を食べておらず、用意していたゼリーを少し食べる。陣痛が来ている時は腰をさすってもらわないと痛くて乗り越えられなかった。
お昼前NST実施。陣痛間隔5~6分へと遠のく。
ベビは元気そう。お昼ご飯食べて体力つけましょうと。お昼ご飯を食べるが、陣痛があまりにも痛くて、食べ終わるまで1時間半かかる(笑)この時は間欠期に笑って話す余裕がまだあった。
15時おやつタイム。この時くらいには楽な姿勢を見つけるのに必死で、床に座り込んだり足踏みしてみたり色々やっていた。陣痛の合間におやつも完食。
17時すぎ。NST実施。間隔は6~7分へとまた遠のくが、痛みは増している。「前駆なのかもね」と言われ本当に心が折れる。こんなにも痛いのにこれが前駆!?有り得ないと。NST中の陣痛は腰さすってもらえないのが地獄だった。
18時夕食。「夕方くらいには生まれるかもね」と言われたため、夕食食べているところを想像していなかった。体力大事!と思いながら頑張って半分食べる。
21時消灯前、NST実施。確かこの頃にはもう呼吸法なんて出来ていなかった。痛すぎて声をあげていた。間隔は6分くらい。内診するも子宮口指一本分。何故こんなに痛いのに進んでないのか不思議でたまらなかった。「初産だからゆっくりなんだよ、人それぞれあるからね。ちょっとずつは進んでいるからね。」って助産師さんに言われるも、全く安堵できなかった。
とりあえず体力温存のため寝よう、となったが眠れるわけがなく。陣痛くる度叫んでいた。
夜中何度かNSTする。赤ちゃんは元気。
陣痛間隔は6~7分。朝より遠のいているが、痛みは増す一方。子宮口の開きに対して痛がる様子が伴っていないと、「そんなに痛くないはずだよ、呼吸して頑張ろう」と言われる。「無理です」と言いたくなった。
40w4d(12/30)
午前4時を迎える。陣痛始まってから丸1日が経つ。痛みとお産の進みが比例しない。陣痛中は叫ばずにいられない。絶対全開に達していてもおかしくない痛み。ついに言ってしまう。「私はもうこの痛みに耐えられません、どうにかなりませんか、助けてください」と。
5時頃、助産師さんに「お水とかも何も飲まないで食べないで待っててね」と伝えられる。「時々言うことあるんだ。ちょっと大変だと思うけど、我慢して待っててね。」と言われる。
不安にならないようにそう言ってくれたのだと思うが、オペができるように絶飲食にしてくれたんだと悟る。もしかしたらオペしてくれるかもと自分の中で希望がみえた。
7時朝食は食べられず、自分はとにかく陣痛に耐える。主治医が診察してくれるとのことで、外来が終わるまで待つ。
10時頃、「分娩室行きましょう」と案内され、分娩室へ。もう既にその時からオペの準備は始まっていたように思う。主治医に診察してもらう。内診するが子宮口は2センチ。これだけの痛みがあるのにこれはおかしいと、エコー実施。すると赤ちゃんは回旋異常を起こしており、お産が進んでいない。「分娩停止してます」と医師から告げられる。
もっと早く診察してこの診断が欲しかったとも思ったが、もう少しでこの痛みから解放されるかもしれないと希望も宿った。
「帝王切開しましょう」と言われ心から安堵した。
夫にも説明してもらい、オペの準備がはじまる。
11時頃、オペ前、夫と最後に会って話す。オペはもちろん立ち会いできないため、1度帰宅してもらう。「麻酔から醒めたらまた会おうね」と約束。
11時半、手術台にあがる。
12時、オペ開始。全身麻酔。
12:24、元気な男の子生まれる。
16時すぎ、麻酔から醒める。喉の違和感、吐き気に襲われるが意識はまだぼんやり。ジバリングがすごかった。病室へ運ばれ、無事に手術が終わったこと、元気な赤ちゃんのこと伝えられる。
17時、夫病院へ到着。夫の顔みてとてつもなく安心する。身体は痛いし声は出ないけど、本当に安心した。生きてたと。
17時半頃、助産師さんがベビを病室に連れてきてくれる!夫と一緒に泣く。
なんて可愛いんだと。身体の痛みや今までの辛さは飛んで行った。夫に抱っこされるベビをみて幸せが増した。
長々と書いてしまいすみません。
本当に過酷すぎて、絶対次は自然で産もうなんて思わないって何度決意したことか笑
結局カイザーになったため、次もカイザーですが、改めて世の中のお母さんのすごさを痛感いたしました。産んでくれた母に感謝です。
12月ルームのみなさん、たくさん支えていただきありがとうございます。いつもルームが本当に支えで、何度も開いてみていました。またこれから一緒に育児頑張っていけたら幸いです。
これから出産の方々、心より応援しております。お母さん生きているだけですごいです。赤ちゃん守ってるお母さん偉大です。無事に出産できますように。
いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!また、同じ出産予定月の人と情報交換ができる「同期ルーム」もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。
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●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年12月の情報で、現在と異なる場合があります。