
ゴールデンウィークなどに家族で遠出する際、子どもの乗り物酔いが心配というママやパパは多いのではないでしょうか。楽しいはずのお出かけが乗り物酔いでつらいものとなるのは避けたいもの。この記事では、子どもの乗り物酔いの対策方法を紹介します。
乗り物酔いの原因

乗り物酔いは、目から入る情報と内耳から入る情報を受けた脳が混乱することで起こります。
からだのバランスを保つ役割を担う三半規管や耳石器などの内耳が、前後・上下・左右・回転などの刺激を受け取ると、その情報が脳へ送られます。乗り物に乗っていると、車窓の景色などの視覚情報と、乗り物の揺れなどによる刺激を繰り返し受け取ることで、脳は情報過多となり混乱してしまうのです。(※1)
脳が混乱すると自律神経が乱れ、吐き気やめまいなどのさまざまな不調を起こします。
乗り物酔いは2歳くらいから始まって年齢があがるにつれて乗り物酔いしやすくなり、大人になると乗り物酔いしなくなる人が増える傾向にあります。(※2)